倉島食品の歴史

倉島食品は明治初期に、初代加藤久米作によって静岡県周智郡森町で創業しました。この土地は自然に恵まれた山々と清らかな水源があり、お茶の栽培が盛んでした。創業当初、倉島食品はお茶と椎茸の仲買いを行っていました。
やがて、お茶畑の間に植えられたこんにゃく芋を近隣の茶農家が持ち込む機会が増え、これを大阪へ卸す仕事も始めました。このことが、倉島食品の歴史の中で重要な転機となりました。
このことがきっかけとなり、こんにゃくの加工業を始め、専門業者として100年余りの歴史を受け継いできました。現在は、5代目倉島康司が代表を引き継いでおります。
私たちの工場がある静岡県周智郡森町は、食の宝庫であり、静岡県でも際立った農産物の産地です。特に、次郎柿は毎年天皇陛下に献上されるほどの品質を誇り、とうもろこし、レタス、米、お茶など、森町ブランドは全国的に知られています。
ここで美味しい農作物が育つ理由は、町を囲む山々と清流である「太田川」から供給される良質な水にあります。この恵まれた自然環境が、私たちの製品に豊かな味わいと品質をもたらしています。
当社では、太田川水系の水と、契約農家から仕入れる厳選国産原料を用いて、創業以来受け継ぐ昔ながらの「ばた練り缶蒸し製法」のこんにゃくと、地元伊豆産の天草にこだわったところてんを製造しております。本来の美味しさを引き出す伝統製法へのこだわりと同時に、時代の変化と共にお客様のニーズに合わせた新商品開発にも積極的に取り組んでおります。
人口減少や日本人の食生活の変容など、こんにゃく市場を取り巻く環境は刻々と変化しています。お客様や取引先とのコミュニケーションを大切にしながら、同業者との連携にも取り組み、新規事業へのチャレンジ、こんにゃくの新たな価値創造に努める所存です。
こだわりの製法を続ける理由
こんにゃく本来の美味しさを追求する昔ながらの製法「ばた練り缶蒸し製法」にこだわっています。(もちろん今も続けています)
ばた練りとは、バタバタ音を立てて練り上げる伝統的な製法で、生地を練り上げることで粘り気が出て弾力ある食感が生まれます。また空気を含みながら練るので、気泡がたくさん生まれて、味しみの良いこんにゃくになります。
ばた練り製法は気泡が多くできることでロスが発生しやすく、大量生産が難しいため、現代では「生詰め製法」と呼ばれる工業化された効率的な生産方法がabout-commit__一般的です。
「生詰め製法」とは、こんにゃくの原料を水に溶いたものを袋に充填し、真空包装して作る。練る工程を省くことで、穴あきのロスも出にくく、大量生産が可能になるので安価な商品製造が可能になります。
あくまでも大量生産を目的とした工業製品であって、昔ながらのこんにゃくの製法ではないので、味がしみにくい、食感が良くないなどの声があります。美味しさという点では「ばた練り」の方が圧倒的に優位です。
会社概要

会社概要
会社名 | 株式会社倉島食品 |
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本社所在地 | 〒437-0222 静岡県周知郡森町飯田391-4 |
電話番号 | (0538)85-3008 |
設 立 | 平成4年法人設立、平成8年新工場へ移転 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 20人 |
事業内容 | こんにゃくの製造、販売 |